インド、ジャイプールに訪れたら絶対に訪れたいアンベール城。
マハラジャが築城し、代々増改築が行われ、現在は世界遺産にも登録されています。
アンベール城は英語で”Amber fort(アンバーフォート) ”、ヒンディー語の英表記で”Aひんmer fort(アマーフォート)”と発音が違います。
そのため、現地のインド人には、”Amer fort”と伝える方が◎
今回は、マハラジャの繁栄を感じられるアンベール城の見どころをお伝えします。
アンベール城の麓から観光スタート!
アンベール城はジャイプールの街から少し離れた、丘の上にあります。
外観はいたってシンプルな見た目。
お城の麓からは、川に映る”逆さアンベール城”を望むことも◎
朝日に照らされたお城がきらきらと眩しく、絶景が広がっていました。
アンベール城へは象タクシーor歩きで上る
アンベール城は、丘の上にあるため、麓から少し上らなければいけません。
麓からアンベール城へ上る方法は2つ。
- 象タクシーで上る
- 徒歩で上る
インド旅行での思い出作りを深めたい方は、象タクシーで。
お散歩がてら歩くのが好きな方は、徒歩がおすすめ。
象タクシーでアンベール城へ
アンベール城での名物にもなっている象タクシー。
1頭につき1100ルピー(約1700円)と少しお高めですが、インド旅行の思い出にはぴったり◎
象はカラフルにペイントされていて、これがまたかわいいんです……!
デザインは約2週間ごとに変わるので、その時期にあったデザインを楽しめるんだとか。
私は年始早々訪れたので、2020年のNEWYEARのデザインを楽しめました。
象タクシーの乗り方は……
- アンベール城の麓にいる象タクシーの列に並ぶ
- 象に乗り、料金を支払う
- 象タクシーを満喫
- 城内の降り場にて終了
私は残念ながら、今回象タクシーには乗りませんでした。
が、象タクシーは、象の高さから見える絶景体験ができるそうなので、機会がある方は是非乗ってみてくださいね。
象タクシー
料金:1頭、1100ルピー(2人まで)
営業時間:11月~3月 8:00-10:30
4月~10月 7:30-10:30
徒歩でアンベール城へ
象タクシーにのらなくても、アンベール城へは徒歩で行くことも可能です。
傾斜や階段が続いており、10分ほど歩けば辿り着けるはず。
歩いていると、物売りがこれぞとばかりに話しかけてきます。
断ってもなかなか諦めてくれず、粘り強さはピカイチ……!
押しがかなり強いので、お土産に興味がない方はしっかりと断りましょう。
お土産に興味がある方は、ちゃんと交渉した上で交渉することをおすすめします。
アンベール城のチケットは中庭で購入
階段を上っていくと、広い中庭に到着。
この中庭は、マハラジャを護衛する兵士たちの空間として利用されていたのだとか。
中庭では、午前中限定でサリーを着た美女が、音楽に合わせて煌びやかに踊る様子を見ることができます。
もちろんずっと見ていると、チップを要求されるので悪しからず。
アンベール城のチケットは、中庭の奥(上の写真を参照)で購入を。
”TIKET WINDOW”と書かれているので、こちらを目印にすると見つかるはず。
チケット売り場も玉葱型でかわいい……!
アンベール城のチケット料金は、大人500ルピーです。
(学生は100ルピーで入れるとのこと)
大人2名分のチケットを手に持って、いよいよアンベール城の入口へ向かいます。
アンベール城の入り口はライオン門から
アンベール城への入り口はこちらのライオン門から。
階段を上ってライオン門をくぐる際に、チケット提示を求められます。
必ずこの階段に上る前にチケットを購入しましょう。
階段ではカラフルな服(サリー?)を着た方が掃除をしていました。
インドではお洒落な人をよく見かけるけど、そのお洒落さが引き立って、掃除をしていても絵になります◎
アンベール城の観光ポイント
アンベール城の見どころや、観光ポイントを紹介していきます。
ガネーシャ門
アンベール城で1番見たかった”ガネーシャ門”。
ガネーシャ門は、「世界一美しい門」とも評されるほど、その美しさには
正面中央に描かれているガネーシャは、ヒンドゥー教の神様ですが、門の建築にはイスラム様式が用いられています。
この類の建築が大好きな私はもう大興奮……!
パステル調のかわいいガネーシャ門は、”フレスコ画”と呼ばれる技法が用いられています。
フレスコ画って?
壁に”石灰と砂”を混ぜた漆喰を塗り、乾く前に水で溶いた顔料で描く絵のこと。
この技法を使うと、顔料がしっかり壁に閉じ込められて、月日が経っても色落ちしなくなる。
まさに天然の顔料を使ったガネーシャ門は、いつまで経っても変わぬ美しさを保っています。
ガネーシャ門の両端は、観光客の撮影スポットになっていて、行列がたくさんできていました。
ディワニ・カース(中庭)
ガネーシャ門をくぐると、これまたイスラムを感じさせるような中庭が目に入ります。
鏡の間(シーシュ・マハール)
王が賓客を迎える際に使用された、「鏡の間」。
回廊の天井や壁に施された幾何学模様からは、イスラム建築を感じられます。
あちらこちらに散りばめられた無数の鏡も必見!
その煌びやかさは、マハラジャの繁栄を物語っているよう……!
ソーハグ・マンディール
2階に上がると、先ほどのガネーシャ門の上に出ることができます。
その上の部分が、またときめき溢れるフォトスポットにもなっているので、おすすめ♪
アンベール城の大好きなポイントは、やっぱりパステル調のフレスコ画……♡
アンベール城で購入したお土産
アンベール城では、出口にお土産ショップもありますが、高価なため購入はおすすめしません。
私がアンベール城で購入したのは、アンベール城へ上り下りする道中にいる物売りから。
基本的にぼったくりの値段で吹っ掛けてくるため、値段交渉はかなり重要!
下記お土産は、私が本当に気に入って購入した戦利品です◎
象の置き物
木彫りの象の置き物。
なんと100ルピー(約150円)で交渉成立……!
よっぽど売りたかったのかな……
10色のきらきらボールペン
きらきらビーズがかわいい、10色ボールペン。
200ルピー(約300円)で購入。
ばらまき土産にもぴったり◎
首から下げられるポーチ
首から下げられるポーチは、1つ200ルピー(約300円)で購入。
iPhoneやパスポート入れにもぴったり◎
作りも丈夫なので、普段使いできるのが嬉しいポイントです。
アンベール城への行き方・アクセス
ジャイプールの中心部から、アンベール城までは車で30分ほど。
女子旅でアンベール城へ訪れる際のおすすめなアクセス方法は主に3つ。
- タクシーを1日チャーターする
- Uberを利用する
- ツアーに参加する
安全性を重視するのであれば、上記がおすすめです。
アンベール城でマハラジャを感じよう
アンベール城は、乙女心くすぐる見どころ満載!
思っていた以上に広いため、アンベール城見学の際は2時間ほど時間を見ておくのが◎
ぜひマハラジャの華やかさを体感してみてください。
アンベール城
住所:Rajasthan, Jaipur, Amer
営業時間:8:00~17:30
料金:500ルピー