ガンジス川のあるバラナシはインドの中で最もインド感が強く、観光地としても有名です。
正直バラナシへ訪れる前まで思っていたこと……
バラナシのイメージは「ガンジス川」「沐浴」のみ。
女子旅と言うよりバックパッカーの聖地という印象が強く、女子旅とは無縁の世界だと思っていたのです。
しかし、実際にバラナシへ訪れてみると女子旅でも十分に楽しめる要素がたくさんあることが判明♡
この記事では……
- ガンジス川以外のバラナシの観光スポットを知りたい!
- 女子旅らしいバラナシの観光をしたい!
- バラナシらしいフォトジェニックな写真をたくさん撮りたい!
- バラナシで美味しいものを食べたい!
そんなタビジョ向けに、女性だからこそのバラナシ観光の楽しみ方を紹介します♡
バラナシの治安情報
観光客も多いバラナシは、観光客を狙った詐欺や殺人事件も起きているため、治安はあまり良いとは言えません。
私は日本語ペラペラの親切なインド人にバラナシの街中を案内してもらった(基本的にマネしないでね)ため、治安が悪いと感じたことは1度もありませんでした。
しかし、日本人観光客を狙った声掛けするインド人は多いようなので要注意です。
詐欺師が多い
バラナシでは詐欺師が多いことでも有名。日本語ペラペラなインド人には特に気をつけましょう。
マニカル二カーガード(火葬場)付近
- チャリティーを装って薪代を請求される
- ガイドが必要だと迫られ、お金を請求される
- 写真を撮っていないのに撮ったと言いがかりをつけられお金を請求される
バラナシの街中
- ボートの勧誘がとにかく激しい
- 気づいたらインド人が勝手に案内してきて高額なガイド料を請求される
- 提携のお土産屋さんに連れていかれ、商品を買わされる
深夜は出歩かない
バラナシでは深夜の外出は絶対に控えることをおすすめします。
現地のインド人に聞いたところ22時以降は本当に危ないとのこと。
私は20時半くらいまでバラナシの街を歩いていましたが、その時間でも繫華街を少し離れると、異様な空気が流れていて、なんか怖いな~と感じました。
バラナシ観光でやりたいこと①ガンジス川でボート旅
ガンジス川に行ってみたいけれど、体調を壊しそうだから沐浴するのは勇気はない……。
そんな方も多いはず。
ガンジス川では手漕ぎボートに乗って、ボートトリップするのがおすすめ♪
最初は汚いと思っていたガンジス川。
実際に訪れると、ガンジス川はパワーがみなぎっていていて、とても綺麗な川に感じました。
バラナシ観光でやりたいこと②街をぶらり散歩
バラナシの街は迷路のように小道がたくさんわかれています。
せっかくだから、行き先を決めずに、小道を彷徨いながら歩いてみるのもおすすめ。
小道に突如現れる牛。よける人々。
このカオスさはインドらしさ満点なのでぜひ体感してほしい……!
よく”牛の糞が落ちていて、踏みそうになる”みたいな記事も見かけるんだけど、気を付けていたら糞を踏むことはあまりない気がする……!
そんなカオスたっぷりなバラナシにも、フォトジェニックな一面が。
かわいいスポットがありすぎて、全く前に進まないほど。笑
前に進んだと思えば、すぐ立ち止まって写真をパシャリ……!
実はバラナシは、インド人(勝手に案内してくれた)がいろんな観光地に連れていってくれたのですが……。
ぶらりと歩いていると、ガイドブックには載っていない、「オールドハウス?」と呼ばれるスポットにたどり着きました。
300年以上前の建物や寺院を壊しているんだとか、なんとか……。
そこには、まるでジブリの世界に迷い込んだような景色が広がっていました。
写真を撮っていいのはここだけで、反対側は撮影禁止とのこと。
日本人だけじゃ、絶対に見つけられない穴場でした。
バラナシ観光でやりたいこと③ショッピング
女子旅と言えばショッピング……♡
バラナシには、ガンジス川まで行く大通りの両端にサリー屋さんがたくさん並んでいたり、ピアスのマーケットがでていたり。
小道に入ればバザールがあったりと、お土産探しにもぴったり◎
ピアスはバラナシが1番おしゃれだったかも……♡
ガンジス川沿いには、象の置きものやマトリョーシカやアクセサリーなど、インドらしいお土産も豊富でした♪
バラナシ観光でやりたいこと④ラッシーを飲む
バラナシの街中には至る所にラッシー屋さんを見かけます。
その中でも「Blue Lassi Shop(ブルー・ラッシー・ショップ)」は観光客にも人気で行列が絶え間せん……!
ラッシーとは……簡単に言うと飲むヨーグルト
ですが、ここインドではラッシーのイメージがガラリと変わります。
ラッシーと言うと、ラッシーを”飲む”という感覚が強いですが。
インドではラッシーは飲み物ではなく、食べ物。
ラッシーを”食べる”という方が正確なほど、インドのラッシーはどろどろしてお腹に溜まります。
ブルーラッシーではフレーバーも迷うほど豊富。
- チョコバナナ系
- ココナッツ系
- チェリー系
- パパイヤ系
- アップル系
- ストロベリー系
ラッシーってこんなに種類があるの⁉と驚いてしまうほどでした。
ただ、季節によって取り扱っていないフルーツもあるんだとか。
ブルーラッシーの店内には訪れた人たちの写真が所狭しと貼られていました。
店内は常に満員状態ですが、空くのを待てば座る場所もあります。
ラッシーでお腹を壊すことも心配していましたが……
お腹も壊さず、デザート感覚でぺろりと美味しく頂きました♪
Blue Lassi Shop
住所:CK 12/1 Kunj Gali, Kachaudi Gali, Near Rajbandhu, Govindpura, Varanasi, Uttar Pradesh 221001 インド
営業時間:8:30~23:00
バラナシ観光でやりたいこと⑤日本食レストランで食事
インドではお腹を壊すのがとにかく怖かった私たち。
冒険よりも健康第一で旅していたので、レストラン選びはかなり慎重にしていました。
そこで見つけたのが日本人オーナーが運営している日本食レストラン。
バラナシで有名な日本食レストランは2つ。
訪れた日は日曜日で、メグカフェが定休日だったのでスシカフェに行くことに。
スシカフェで日本食とカレーを満喫♡
スシカフェでは、日本食はもちろん、インドカレーも◎
頼んだチキンカレーは、バターのコクもありつつ、スパイスの香りもしてちょっと辛め。
本格的なインドカレーをいただけます♡
情報交換会の場所に最適♪
バラナシの日本食レストランは日本人のたまり場になっているらしく、ごはん時にはたくさんの日本人がスシカフェに大集合していました。
バラナシと言えばバックパッカーの聖地……!
そう閃いた私は、ここぞとばかりにバックパッカーの方々に、バラナシの事や列車情報などを教えてもらいました。
バックパッカー方々は旅慣れている人が多く、すでに何日もインドに滞在している人もいて、ためになる情報をたくさん教えてくれました♪
困ったことがあれば、日本食レストランへ駆け込むと誰かしら助けてくれるかもしれません……!
バラナシ観光でやりたいこと⑥プージャを見る
日が沈んだガンジス川で行われるお祈りの儀式プージャ(別名アールティ)。
プージャは毎晩行われていて、誰でも無料で見られる儀式。
この台に上がれるのは、”バラモン”と呼ばれるカースト制度の中でも1番上の位の人だけなのだそう。
ガート周辺は、船の上も陸上もプージャを見る人たちでギュウギュウに……!
最初はあまり興味のなかったプージャ。
しかし、幻想的かつお祭りのような雰囲気に、心奪われ、気づいたら見入ってしまっっていました。
激しく燃える炎を手に取りながら、踊るように祈る姿は見応え抜群!
音楽も後半になるにつれ賑やかになっていきます。
エネルギー溢れるプージャは、パワーチャージできること間違いなしです♪
プージャ
開催日:基本的に毎日
時間:日没後(夏は19時頃/冬は18時頃)
※私が訪れた12月末は18:30~
場所:ダシャーシュワメード・ガート川沿い
料金:無料
バラナシ観光でやりたいこと⑦サドゥーと写真を撮る
ガンジス川の川沿いを歩いていると、サドゥーにたくさん出会えます。
サドゥーって?
インドを放浪しながら修行している人たちのこと
でも残念ながら現地にインド人によると、バラナシにいるサドゥーはほぼ偽物とのこと。
観光客と写真を撮ることを目的としたビジネスサドゥーが多いんだって。笑
サドゥーと写真撮影
偽物のサドゥーであっても、せっかくのインド旅。
記念に写真を撮りたい……!
と、思っていたら
いいポジション(映えそうな壁の前)に、サドゥーを発見♡
「写真を一緒に撮ろう」と声を掛け、写真を撮ってもらいました。
写真撮影のあとは、もちろんお決まりのチップをお忘れなく……!笑
サドゥーと写真撮影
チップ料金:50ルピー
サドゥーにビンディーをつけてもらう
プージャの儀式が行われている横で、ビンディーをつけてもらえるサドゥーを発見♡
ビンディーって?
インド人女性の額の真ん中についている”赤い点”のこと。
宗教的に意味を持っている印。
サドゥーに赤い粉でビンディーをつけてもらいました。
ビンディーの他には”シヴァ派”を意味する黄色の三本線も。
最後にはマリーゴールドなどの花で作られた花飾りを首からかけてもらっって終了!
ちなみにビンディーは、シャワーですぐ落ちるのでご安心を♪笑
ビンディー体験
チップ料金:100ルピー
バラナシはインドらしさ満点の観光を!