インド旅行の最初の洗礼でもある、インドビザ取得。
時間も手間もかかる、かなり面倒くさいインドビザを解説していきます。
インド旅行へ行くにはビザ取得が必須?
インドへ行くのであれば、目的が旅行であっても観光ビザ取得が必要です!
ビザがないとインドへ到着しても入国できません。
現在は、新型ウィルスの影響で全ての国を対象に、一時的にインドビザが無効化になっています。特別な理由がない限り、現在はインドへ入国不可能です。
(2020年3月3日~)
インドビザのルールは、更新が多く変わりやすいです!
インド旅行へ行く方は、その都度現在の情報を確認してくださいね……!
インド旅行に必要な観光ビザの種類
インド観光ビザの取得は、以下の3種類方法があります。
- 一般ビザ
- eツーリストビザ(eビザ)
- アライバルビザ
ビザによって、
- 申請方法
- 入国
- 料金
- 有効期限
- 入国回数
- 連続滞在日数
- 入国可能都市
などが違うので、要注意。
それぞれメリットデメリットを踏まえて説明していきたいと思います。
インド大使館で申請するレギュラービザ
レギュラービザは、オンライン申請後、国内のインド大使館に必要書類を提出して申請するビザです。
レギュラービザの有効期限は、取得日から6カ月間。
入国場所には特に制限はありません。
英語でオンライン申請+大使館へ申請(郵送) 申請方法
メリット
費用が1番安い
デメリット
申請手続きがかなり面倒
入国方法
- レギュラービザ用の入国審査場に並ぶ
- パスポートの提示
(シールで貼られているビザ提示) - 入国カードの提示
オンラインで申請するeツーリストビザ(e-ビザ)
eツーリストビザ(eビザ)は、オンライン申請のみで取得できるビザです。
インドeビザ観光の有効期間は30日、1年、5年と選択可能です。
ビザ有効期間が5年間へと拡大したのはつい最近。
(2019年8月30日から)
しかもどの期間を選んでもビザ取得にかかる料金は一律です……!
英語でオンライン申請 申請方法
メリット
最も長く滞在できる
オンライン申請だけで完了
デメリット
オンライン申請の入力が忍耐力との勝負
指定の28の空港、5つの港からでしか入国できない
オンラインで申請承認された後は、承認時に得られる”ETA(電子旅行許可書)”をプリントアウトし、持参しなければいけません。
eビザは、空港到着時に発行されます。
入国方法
- 入国審査は、eビザ用のカウンターに並ぶ
- パスポートと(日本から印刷してきた)eビザ控えと入国カードを提出
- 顔写真撮影と指紋認証
- パスポートにeビザのスタンプが押される
インドに到着してからアライバルビザを申請する
アライバルビザの有効期間は、60日です。
アライバルビザは、インド到着時に申請するビザなので、事前準備がほぼ必要ありません。
インド到着時にイミグレで申請 申請方法
(取得できる空港は限られている)
メリット
事前に準備する必要がない
デメリット
料金が少し高い
到着したばかりに手続きするのが疲れる
入国方法
- 申告書と入国カードをビザカウンターに提出
- ビザ代金を支払い
- 入国カウンターにて顔写真と指紋認証
- パスポートにアライバルビザのスタンプが押される
オンラインでインドeビザを取得してみた……!
私は、オンライン申請のみで完結するeビザでインドビザの申請を行いました。
eビザは、入国できる空港が限られますが、一般的なインド旅行であれば特に心配する必要はありません。
心配な方は、HPでチェックしてみてください◎
eビザ申請に必要な書類など
顔写真のjpegファイル
ビザ申請料25USドル
クレジットカード
eビザ申請の手順
- 必要書類を確認する
- 申請に必要な写真を準備する
- オンラインで申請手続き
- 申請の結果を確認する
- ビザの承認控えを印刷してインド旅行へ持参する
写真審査が厳しすぎるインドビザ
eビザを申請する手続き以前にかなり手間だったのが、インドビザ用の写真を準備すること。
写真の条件(詳しくはHP)
- 6ヶ月以内に撮影されたカラー写真である
- 背景は、色のついていない白などの明るい背景である
- 写真用紙に通常プリントされたもの
- 写真のサイズは5㎝×5㎝の大きさである
- 顔全体が写っており、正面を向き、目を開けている
- 頭が中央にあり、フレームに髪の毛先から顎の先まで完全に入っている
- 影や顔面や、背景の一部分にもないもの
- 頭部サイズが25㎜から35㎜以内の写真である
- 背景にモノや人が写っておらず、前を向き、口を閉じている
- 肌の色が自然であること
- 適切な明るさで、高解像度でコントラストが適当である
- 髪の毛が目にかかっていない
これらの条件を全て満たさないとビザ申請がおりません……。
最初は自分で撮影しようとか、証明写真機で撮影しようとか思っていた私。
自分で撮影するには、気を使うことが多すぎて無理!
証明写真機は、インドビザに合う機会を見つけるのが大変!
※写真サイズ、背景白が揃っている機会を探すのが手間
※顔のサイズなんていちいち測っていられない……
結論……カメラ屋さんに頼んだ方が早くてトータル安い!
写真撮影に失敗して、再度ビザ申請をすることになれば、申請したお金や写真代が無駄になってしまいます。
ですので少しお金がかかりますが、カメラ屋さんにお願いした方が、トータルするとコスパがいいです。
「インドビザの写真を撮りたいんですけど……」と伝えると、慣れた感じで「あ~インドビザですね。かしこまりました。」と、すんなり。
私の住んでいる所は都会ではないのに、しっかりと対応していただけました。さすがプロ!
15分ほど待ちましたが、予約もいらずその場でパパっと撮影してデータが手元に!
※eビザ申請時の画像データ規格
フォーマット:JPRG
ファイル容量:10KB~300KB
ピクセル数:350ピクセル以上
オンラインデータをいただく際は、画像データの規格にも注意してくださいね!
カメラのキタムラ 写真代
証明写真スタンダード仕上げ
1,600円(税込1,760円)
+
オプションメニュー:WEB申請用データ
1,000円(税込1,100円)
カメラのキタムラさんのおかげで、eビザ申請も一発で通りました♡
どうしても安く済ませたい……という方は、
富士フィルムの「Sma Face」という証明写真機がおすすめです
eビザ申請にかかる所要時間
アメリカ渡航に必要なESTAと比べものにならないほど、手間のかかるインドビザ申請。
インドビザの申請は忍耐力との勝負といっても過言ではありません。
ビザ申請には、1時間はかかると思っておいた方がいいです。
しっかりと時間を確保し、ビザ取得に向けて頑張ってください!
eビザ申請はいつまでに済ましたらいいの?
eビザ申請は、到着4日前までに取得をしなければいけません。
ただし、書類や写真の不備などで、ビザ承認がおりないことがあります。
ギリギリで申請せずに、早めの申請をおすすめします。
実際にオンラインでeビザ申請をしよう
さて、ここまで理解できたら実際にオンラインでeビザを申請していきましょう。
オンライン申請のやり方をお伝えするのは気が遠くなるので……
eビザの取得方法は、リュウサイさんが最新情報を踏まえて詳しく説明してくれてますので下記リンクをご覧ください。
詳細解説保存版【 2020年03月コロナウイルス最新対策】最大5年間有効。インド e ビザ を オンライン申請 しよう!!
インドビザを取得!旅行を楽しもう
インドビザ取得は、インド旅行の登竜門でもあります。
説明を読んでもわからない、時間がない方はビザを代行してもいいかもしれません。
追記:現在は、新型ウィルスの影響によりビザ取得ができません。
ビザ取得はかなりの手間ですが、しっかりと準備して楽しいインド旅にしてくださいね♪