“旅にときめきとわくわくを”をテーマに、女子旅に関する写真撮影含めた記事執筆(編集も)をしています。
‟トラベルライター”ではなく、‟トラベルフォトライター”と名乗っているのは、ライターとフォトグラファーの両方のお仕事を担っているから。
今回は、そんな編集もトラベルフォトライターも担っている私だからこそお伝えできる、「トラベルライター」のお仕事内容を徹底公開したいと思います。
〔こんな方におすすめ〕
- トラベルライターになるにはどうしたらいいか悩んでいる方
- トラベルライターのお仕事内容が知りたい方
- 編集目線を含めたトラベルライターについて知りたい方
- トラベルライター未経験、または初心者の方
旅が仕事に?いま人気のトラベルライターとは?
最近「旅を仕事に」したい方から人気を集めている「トラベルライター」。
トラベルライターは、旅行に関する記事を書いて執筆料をいただくお仕事です。
最近では、写真ありき(フォトグラファー兼務)での執筆がかなり増えています。
写真が綺麗だと、記事単価もアップすることもしばしば。
そんなトラベルライターのお仕事内容を、細かく紐どいていこうと思います♪
トラベルライターのお仕事はWEB?誌面?
トラベルライターの活動場所は大きく分けて、以下の2つに分けられます。
✔️誌面なのか
✔️WEBなのか
基本的に紙面で執筆できるのは、ベテランの有名トラベルライターか、人気トラベルライターです。
その他大勢はWEB上で、WEBライターとして活動していくことになります。
そこで、ここでは主にWEB上でのトラベルライターのお仕事を解説していきます◎
トラベルライターのお仕事にも種類がある?
トラベルライターのお仕事と言っても、実は様々!
大まかに分けることができるんです!
まずは、一般的なトラベルライターのお仕事内容をまとめました。
✔️取材ありきの執筆
✔️自分の旅行体験を執筆
✔️全部自分で調べて執筆
取材ありきの執筆
店舗取材、ホテル取材、観光地取材など、国内外問わず、取材ありきでの執筆です。
数時間で終わるものから、数日間拘束されるものまでさまざま。
また、取材方法もいろんな種類があります。
自分の旅行体験を執筆
自分がプライベートで行った、旅行体験を執筆する場合も2つに分けられます。
- 旅行記を書く
- テーマに沿った記事を書く
プライベート旅行でも、いつ、どこから依頼がふってくるか分からない!どんな記事でも書けるように、情報収集を徹底しているし、写真撮影も手を抜きません。
一緒に旅行に行った友人からは、「お仕事染みついているわ、すごい」と言われるほど。
友人曰く、みているポイントなどが、一般的な目線(娯楽として旅行を楽しんでいる風に見えないらしい。)が違うとのこと。
いかに情報収集できるかに懸けている気がします……!
そして旅先でハプニングを体験すると、「これでネタができたっ」とニヤリ。
変態かと思われるかもしれないけれど、今はそれらが楽しくて仕方がない……!
旅行記を書く
(編集者と相談した上で)好きなテーマで、プライベートで行った旅行の記事を書くことも。
テーマに沿った記事を書く
突然、「こんなテーマで記事書けませんか?」と依頼が降ってくることも。
例:「ハワイの記事書けませんか?」
「絶景スポットを紹介する記事書けませんか?」
全部自分で調べて執筆
取材したことでもなく、自分の旅行体験でもなく、全て調べて書くお仕事もあります。
いわゆる、キュレーションサイトに多いかも!
トラベルライターって自分で記事内容を決められるの?
トラベルライターが執筆する記事内容は、自分で全部決められることもあれば、編集者による判断が伴う場合も。
✔️全部自分自身で決める
✔️自分で選定したあと、編集者による判断で決まる
✔️編集者が内容を指定する
これは、メディアによってさまざまです。
トラベルライターの記事構成の決め方
あなたは‟記事構成”と聞いて、ピンと来ますか?
記事構成について知りたい方は、また記事を書くのでお楽しみに!
記事構成は、文を作る上でキーとなる重要なもの。
よって編集者が絡む場合もあります。(以下参照)
✔️一通り自分自身で考える
✔️自分で考えたあと、編集者のチェックが入る
✔️編集者が構成を指定し、その構成に沿って書く
私はライター時でも、記事構成作成から執筆まで全て、ひと通り業務をこなしていますが……。
編集業務では、ライターさんの記事構成を考えたり記事構成をチェックしています。
この記事構成がうまく作成できるようになると、格段に文章の書き方がうまくなりますよ♪
トラベルライターが求められている‟いい記事”とは?
トラベルライターが記事に求められることは、メディアやクライアントによって変わります。
大切なことは、
クライアントが求めているものに応えること。
これに限ります‼
大切なので、言い換えてもう一度言います!
クライアントの要望を捉え、それに沿った記事を書くこと。
記事に挿入する写真にも同じことが言えます。
それがいったい何なのか……
具体的には……
(例)
✔️SEOライティングは必要?不要?
✔️どんな目線で書いてほしい?
✔️誰に向けて書いてほしい?
✔️写真の質は求められている?
✔️写真はどんな雰囲気が好ましい?
✔️写真の構図で求められているものは?
編集をやっている中で、これをわかっていないな~と思うライターさんも見かけます。
こういったことは、マニュアルや媒体資料に書いてあることが多いので、よく確認することをおすすめします。(下記参照)
マニュアルや媒体資料は、しっかりと読み込んでいますか?
どこかの媒体で執筆する場合、必ず記事執筆のマニュアルや媒体資料があります。
編集をしていると、これらを読まずに提出してくる方が何故か、非常に多いです。
初回であれば、慣れていないのでしょうがないと思うのですが、何度も無視されるとこちらも悲しくなります……。
悩むくらいなら聞いてみよう!
マニュアルや媒体資料を読み込んでも「これってどうなんだろう……?」と思うことがあります。
そんな時は、自分の中で悩まず積極的に聞くようにしています。
一番ダメなパターンが、聞かずに自分の中で解釈を間違えて突っ走り、先方が求めていない、とんちんかんなものを提出してしまうこと。
また、
「わからないから、とりあえずコレだけ出してしまおう!」と勝手に判断し、求めたことに対して一部しか提出しないこと。
そういったズレがないように、疑問点や不明点はどんどんぶつけくことをおすすめします。
行き詰まった場合は、都度相談するとスムーズに事が進みやすいです。
トラベルライターはどんな方法で取材しているの?
トラベルライターの取材にも、いろんな種類があります。
- 単独取材
- インタビュー取材
- 電話取材
- プレスツアーにて取材
取材の目的もさまざまあり、観光局やホテル、政観が絡む場合はPRを目的とした取材に。
単なる紹介の場合は、観光客目線重視で取材してきてと言われることも。
単独取材
一人または(友人など)と、実体験を通してプライベート旅行のように取材することも。
インタビュー取材
店舗取材は、実際にお店を訪れ、お店の方にインタビューしながら行うことが多いです。店舗取材になると、店舗へのアポ取りから校正まで一貫して請け負うことがほどんど。
電話取材
実際に現地を訪れられない場合は、電話でインタビューし取材を行うことも。
プレスツアー取材
いろんなメディアの方が集まり、みんなで取材をすることもあります。業界の話ができたり、ベテランさん集まるため、いつもみなさんに勉強させていただいています。
トラベルライターは、誰と取材へ行くの?
取材は誰と行くのか疑問に思っている方も多いと思います。
これも場合によってさまざま。
- 完全に一人で行く
- 一緒に行ける友達を選べて一緒に行く
- 指定された人同士で行く
- 他のメディアの方たちと行く
これは、媒体やクライアントによって変わってきます。
トラベルライターのお仕事はどこから来るの?
トラベルライターのお仕事はどこからくるのか疑問ですよね!
私の場合は……
- 自分からメディアに応募する
- SNSのDMから
- ブログの問い合わせフォームから
最初は特に、自分から「トラベルライターを募集」しているメディア応募することをおすすめします。
まずは実績作りが大切なので、書けるメディアを増やしていくことが大切です。
それと並行して自分メディア(ブログやSNS)でポートフォリオを作っていくこともかなり重要!
(お仕事依頼は、DMとブログが半々です。)
未経験者がトラベルライターになるには?
先ほどから少し書いていますが、トラベルライターになるには、以下のことを積み重ねることが大切です。
- ブログを作ること
- ポートフォリオを作成すること
- 実績の積み重ねること
- 発信を続けること
- 文章を書く、写真を撮る練習を続けること
私も趣味がてら、とあるメディアで記事を書いていたら、大手旅行会社の方から執筆のお声がけをいただけたことがありました。
まずは行動すること。そして少しずつ実績を積み重ねていくことが近道になりのではと思っています。
今は本当に旅行業界も苦しい時ではありますが、落ち着いた際にはみんなで旅行業界を盛り上げていけるよう頑張りましょう……!